【日銀会見速報】植田総裁、異次元緩和は「役割を果たした」
多鹿ちなみ
日本銀行が大規模な金融緩和の柱としてきたマイナス金利政策をやめると決めたことを受けて、植田和男総裁は19日の記者会見で、11年に及ぶ「異次元の緩和」について「役割を果たした」と語った。
理由について植田総裁は、「2%の物価安定の目標が、持続的・安定的な実現していくことが見通せる状況に至ったと判断した」と説明。日銀はマイナス金利政策とともに、大規模緩和の柱としてきた長短金利操作(イールド・カーブ・コントロール=YCC)もやめ、今後は短期金利の操作を中心に金融政策を運営していく。
日銀が目標としてきた賃金と…
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- 【視点】
通常、金利が上がれば円高になるはずだが、この発表を受けて逆に円安が進み、ドル円が150円を超えた。 マイナス金利政策の停止が目くらましに過ぎないことを市場に見透かされている。 異次元の金融緩和の本丸は国債の買い支えである。これを止めれば
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