プーチン氏当選は「自由でも公正でもない」 米英独ポーランドが非難

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藤原学思=ロンドン 畑宗太郎=北京 藤原伸雄 荒ちひろ
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 ロシア大統領選でプーチン氏が当選確実になったとの報道を受け、欧米各国から批判が相次いだ。

 ウクライナゼレンスキー大統領は17日夜のビデオ演説で、「『選挙』のまねごとをしている。この人物(プーチン氏)は、永遠の支配のために手段を選ばない」と訴えた。大統領選はウクライナ領クリミアや東部4州でも実施されたが、「ロシアがウクライナの占領地域で行っていることは全て犯罪だ」と非難した。その上で、選挙結果について「正統性はないし、あるはずがない」と強調した。「この人物(プーチン氏)は最終的に、ハーグ(国際刑事裁判所)の被告人席にいなければならない。生命や良識を重んじる我々の誰もが、それを確実にしなければならない」と主張した。

 米国家安全保障会議(NSC)のワトソン報道官は「プーチン氏が政敵を投獄し、対抗馬の出馬を妨げてきたことを考えれば、選挙が自由でも公正でもないことは明らかだ」と述べた。ロイター通信が18日、伝えた。

 ドイツ外務省は17日、ロシ…

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