宮城から能登へ、夕闇に浮かぶ「NOTO」「NATORI」の明かり

能登半島地震

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 東日本大震災から13年の11日、宮城県名取市閖上の震災メモリアル公園で、約700個の電子絵灯籠(とうろう)に明かりがともり、「NOTO & NATORI(能登と名取)」の文字が、夕闇に浮かび上がった。

 企画をした一人で、元市教育委員長の武田堆雄(たかお)さん(76)は「13年たち、閖上も少しずつ復興に向けて歩みを進めている。そのことを能登の人に伝えたい」と話した。公園にはここを襲った津波の高さと同じ8・4メートルの慰霊碑もある。

 灯籠の絵は市内の公民館などで住民が描いたほか、全国からも寄せられた。閖上にあるこども園の4歳児クラスの子たちが、亡くなった「お空のお友達」にあてて書いたメッセージもあった。「いっしょにあそびたかったよ」などの言葉が描かれていた。

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