世界バラ会議まで1年 福山市、プレイベントなど開催準備に7億円

西本秀
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 広島県福山市は2024年度当初予算案に、来年5月に開く「世界バラ会議福山大会」の準備や広報宣伝、プレイベントの開催費用など関連予算約7億円を盛り込んだ。新年度は参加者の登録など、準備作業が本格化する。

 世界バラ会議は「世界バラ会連合」が3年に1度開く国際会議で、バラの研究家や生産者、愛好家らが集う。第2次世界大戦後、戦後復興のシンボルとしてバラを植え始め、今では100万本の「ばらのまち」となった福山市が誘致した。

 本会議は来年5月18~24日に開かれる。400日前にあたる今年4月中旬や、1年前の今年5月中旬などに「カウントダウン」行事を開催して、機運を盛り上げたいという。

 地域でバラを育て、世話をする市民を育てる「福山ばら大学」の開催や、市内のバラ花壇を巡る「ガーデンツーリズム」の推進も計画している。会議に合わせて市内の案内標識の英語併記なども進め、インバウンド誘致を図る。西本秀

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