AKB48下尾みうさん、デビュー10年で初写真集 祖父と愛犬も…

小松隆次郎
[PR]

 アイドルグループAKB48の選抜メンバーとして活躍する下尾みうさん(22)が今月、初めての写真集を出した。地元・山口県内を中心に、思い出の場所も訪れて撮影した。デビューから10年。故郷の期待を背に、グループの「センター」を目指している。

 昨年10月、山口県美祢市秋吉台国定公園。下尾さんは、その景色を久しぶりに眺めた。

 「小学校5年生以来でした。山口県民の多くが学校の宿泊学習などで来たことがある有名な場所なので、写真を通じて、ファンの人にも知ってもらえたらうれしいです」

 2014年、各都道府県の代表1人ずつ計47人で結成されたAKB48の「チーム8(エイト)」。下尾さんは、その山口県代表として中学1年生のときに加入した。

 今回、初めて出す写真集は「安心できる場所で、自然な表情を撮ってもらいたい」と、ほとんどを県内で撮影。実家にも訪れ、祖父と愛犬と一緒に収まったカットも収録された。撮影の帰り際には、寂しさから涙が流れたという。

 4月で、デビューからちょうど10年を迎える。AKB48でも選抜メンバーの「常連」になりつつあるが、満足はしていない。「まだ自分が『センター』に立つ曲を持っていません。センター曲をいただけるようなアイドルになりたいです」と語った。

 今月9日に発売された写真集「僕だけのもの」(KADOKAWA、税込み2750円)は書店のほか、インターネットサイトを通じて購入できる。(小松隆次郎)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら