生きづらさを感じる人たちの「アート」展 大阪・寝屋川、18日から

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島康彦
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 精神疾患があったり、生きづらさを感じたりしている人たちの絵画や手芸などを展示する「ハート・アート展~内側の深化がみせるニューウェーブ」が18~20日、大阪府寝屋川市早子町の市民ギャラリーで開かれる。毎年開催しており、今回で8回目。当事者が企画の実行委員会に加わり、アートを通じて来場者と交流する場ともなっている。

 水彩画を手がける森勝則さん(56)は、赤々とした太陽をバッグに、手と手をぎゅっと握り合う「みんなとつながる」と題した作品を出展する。人の輪に入れず、単独で行動しがちだった時期もあるが、アート作成を通して「明るく、前向きになれた」という。

 懐かしの人気アニメ「魔法使いサリー」似の少女を描いた林隆市さん(64)の作品は、立体感のある色合いが特徴的だ。「だれかの目にとまればうれしい」と、自宅で何度も色を塗り重ねたという。

 同展は障害者の社会参加を支…

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