奈良・宇陀の食材、東京の有名店で味わう 3月まで6店舗でフェア

上田真美
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 有機農業を推進している奈良県宇陀市の食材を知ってもらおうと、東京都の有名料理店6店で今月から3月まで「宇陀市オーガニックフェア」が開かれている。

 同市は2022年、農林水産省が支援する有機農業の推進事業「オーガニックビレッジ」を全国で初めて宣言し、生産や需要の拡大に取り組んでいる。

 今回は公民連携を進める団体を介し、イタリア料理の著名シェフ・日高良実さんの「アクアパッツァ」や、日本料理の中嶋貞治さんの「新宿割烹(かっぽう) 中嶋」など6店舗で、特産の大和榛原牛や野菜、卵などを使ったコースを期間限定で提供する。

 店では宇陀市についてのチラシも配布。同市の担当者は「宇陀を知ってもらい、おいしい食材を通じて地域に興味を持ってもらえたらうれしい」と期待する。今後、ふるさと納税の返礼品にも加える予定という。

 いずれもペアのコースで、10日前までに各店舗に予約が必要。価格は1万6千~3万3600円。参加店舗は公民連携推進機構のウェブサイト(https://cclg.or.jp/2023/11/10/udacity-food-project2023/別ウインドウで開きます)に掲載している。(上田真美)

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