維新、「立憲たたき」失敗  保守層狙いも「有権者には刺さらない」

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小林圭 野平悠一
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 28日投開票の衆院3補欠選挙で、日本維新の会は候補を擁立した東京15区、長崎3区でともに立憲民主党に敗れた。次期衆院選では「野党第1党」の獲得を目標に掲げるが、政権批判票の受け皿にはなりきれていないことが明らかとなった。

 維新の馬場伸幸代表は28日夜、大阪市内の党本部で「これが我が党の今の実力だ。それ以上でもそれ以下でもない」と敗戦の弁を述べた。

 両選挙区では、自民党が候補擁立を見送ったことから、維新はこれまで自民支持だった「保守層」に狙いを定めた選挙戦を展開した。そのため、馬場氏は街頭演説で「立憲民主党をたたきつぶす」「共産党は日本にいらない」などと、立憲や立憲候補を支援する共産への攻撃を繰り返した。

「雨だから早く上がっていいですよ」 空中戦頼みに限界

 しかし東京15区では、作家…

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    長島美紀
    (SDGsジャパン 理事)
    2024年4月29日9時38分 投稿
    【視点】

    「保守っていったい何を指して言っているんだ」と言いたくなる選挙でした。 立憲や共産、社民に対立する存在がすべて「保守」かと言えばもちろん違います。「保守」を党名に掲げた政党が擁立した候補者もいましたが、その政党が真に「保守」かと言えば、む

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    阿部藹
    (琉球大学客員研究員・IAm共同代表)
    2024年4月29日22時20分 投稿
    【視点】

    日本維新の会の馬場伸幸代表が街頭演説で語った「立憲民主党をたたきつぶす」「共産党は日本にいらない」という言葉に呆れた。 日本は民主主義国家のはずだ。政治的意見を持つ自由を私たち一人ひとりがもち、自らの政治思想や意見に近い政党や議員に一票を

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