子どもがつくる仮想の「まち」オープン 買い物・仕事・税金も体験

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小林未来
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 小学生が「市民」となり、モノの売買や仕事を体験できる仮想の街「SAITAMA ∞ DREAM KIDS CITY」がオンラインで11~19日に開かれている。26日にはさいたま市のサイデン化学アリーナさいたまで、仮想空間で稼いだ「お金」を使ったり購入商品を受け取れたりするリアルイベントもある。

 さいたま市が主催しており、市内の小学生が対象。オンライン・リアル会場ともに、専用サイトで、保護者が登録・申し込みをすれば参加できる。

 オンライン上の「まち」では、スタッフとして参加している4~6年生の子ども約50人が、すでに30店近くの「お店」を開いている。

 店では、手作りのキーホルダーやネイルチップなどが買える。子ども自身がプログラミングしたゲームのコーナーなどもある。

 商品を買ったりゲームに参加したりするには、仮想のお金「ドリム」が必要だ。ドリムを得るには、絵に描いた「自分の家」を写真に撮ってアップロードしたり、「朝礼台」と呼ばれる掲示板にメッセージを書き込んだりして、まちづくりに参加する。ゲームをクリアしたり、クイズに正解したりしてもゲットできる。ドリムは仮想の「銀行」に貯金できる。

市長選も実施 「税金に関心わいた」

 「市長選」も行われており…

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