いま、フィギュアスケートの日本男子に趣味を尋ねると、たいてい「サウナが好きです」という言葉が返ってくるほどの“サウナブーム”である。
そして、「サウナボーイ」の「東の横綱」として知られる大島光翔(20)=明大=ら、何人かに取材を進めていくと、必ず名前が挙がる選手がいる。
友野一希(25)=上野芝ク=だ。
「一希くんに連れて行ってもらった」「一希くんと一緒に行ったのが最初」――。
流行の発信地に「カズキ・トモノ」あり、だ。
その友野に真相を聞いた。
「2020年の四大陸選手権の後あたりだったと思います。世の中ではサウナがじわじわとブームになっていて、ちょっと行ってみようかとなったんです」
木科雄登(ゆうと、21)=関大=と2人で行ったのが最初だったという。
初めて「整った」時のことも覚えている。
「『初整い』のことは忘れも…
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