BRICS首脳会議、4年ぶり対面開催 プーチン氏不在で拡大議論へ

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ヨハネスブルク=遠藤雄司
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 ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)の首脳会議が22日、南アのヨハネスブルクで開幕した。中国が旗を振ってきたBRICS拡大については約20カ国が公式に加盟を申請しており、主要な議題となる。ロシアや中国と米欧との関係が冷え込むなか、BRICSが非米欧の集まりとして結束を強めるのかも注目される。

 今年のBRICS首脳会議は、新型コロナウイルスの感染拡大が始まる前の2019年以来、4年ぶりの対面開催となる。ブラジル、インド、中国の首脳が相次いで現地入りするなか、ウクライナ侵攻をめぐって国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているロシアのプーチン大統領は唯一のオンライン参加となった。南アはICC加盟国で、プーチン氏が入国すれば逮捕義務が生じるため、対面参加を見送った形だ。

アルゼンチンやイランなどが加盟希望

 一連の会議の初日となる22…

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