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　防衛省は18日、防衛省・自衛隊でのハラスメントに関する「特別防衛監察」の結果を公表した。ハラスメント被害の申し出は1325件にのぼり、このうちの6割超のケースで専用窓口に相談していなかった。

　防衛監察本部はハラスメントに対する意識改革や、管理者が適切に対処しなかった場合にはマイナスに評価することを明確に打ち出す必要があるとした。

「ここから立て直して」

　「改善策として挙げられている当たり前のようなことができていなかったから、私を含めてたくさんの被害者が出てしまった。結果をまとめて終わりとするのではなく、ここから立て直してほしい」

　訓練中に受けた性暴力で陸上自衛隊を去った元自衛官の五ノ井里奈さん（23）は、特別防衛監察の結果を受け、こう語った。

　特に注目したのは、防衛監察…