ドイツメディア「大失態だ」 前回大会をほうふつ、守備面の不安指摘

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ベルリン=野島淳
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 サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会初戦で、日本に敗れた強豪ドイツのメディアは「大失態」と報じた。4年前のW杯でも、初戦に敗れた後に調子を完全には取り戻せず、W杯の決勝トーナメント進出を初めて逃した苦い経験がある。

 「日本戦の敗戦 2018年の最悪な思い出 ドイツ、大失敗のスタート」。大衆紙ビルト(電子版)はこんな見出しで報じた。圧倒的にボールを支配し、前半で1―0とリードしながら、何度も決定的なチャンスを逃しての逆転負けだ。

 ドイツは18年のロシア大会でも、初戦でメキシコに1―0で敗れた。2試合目のスウェーデンには勝ったものの、最後は韓国に敗れ、グループ最下位という不名誉な結果に終わった。

 ビルトは「ロシア大会をほうふつとさせる大失態だ」とし、守備面での不安を指摘した。フランクフルター・アルゲマイネ紙は「勇気と力強さが欠けている」と厳しく指摘した。

 ドイツは「(次の試合の)ス…

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