ちはやふる完結記念のメッセージボード 府中駅前に掲示

井上恵一朗
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 15年に及ぶ連載に幕を下ろした人気漫画「ちはやふる」の舞台となった東京都府中市で22日、作品への感謝を伝えるメッセージボードが掲示された。競技かるたの人気に火を付けただけでなく、多くのファンが府中市を訪れるきっかけとなった作品。完結を惜しむ声がたくさん詰まっている。掲示は来年2月末まで。

 ボードは京王線の府中駅と直結する市の情報発信拠点「183 FUCHU FAN ZONE」前に置かれている。縦1・9メートル、横2・9メートル。市が募集して寄せられたもののうち、メッセージ88件とイラスト25件が紹介されている。

 「ちはやふるのおかげで娘も百人一首を始めました。人生を豊かにしてくださりありがとう」

 「府中を舞台にしてなかったら一生知らずに過ごしていたかもしれません」

 「ちはやふる、極彩色のきらめきで、輝き続け、未来永劫(えいごう)。府中市は本当に素敵な街ですね」

 ボードの掲示とともに、市内に置かれた主人公の綾瀬千早ら登場キャラクターのパネルを巡る催しも始まった。パネルは作品ゆかりの市立片町文化センターなど5カ所にある。参加者には先着で参加賞のほか、抽選でオリジナルグッズのプレゼントもある。この催しは12月28日まで。井上恵一朗

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