阪南大高、大量得点で3回戦進出 高校サッカー

島俊彰
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 第100回全国高校サッカー選手権大会で大阪府代表の阪南大高は31日、東京・味の素フィールド西が丘での2回戦で、奈良育英に8―0で大勝した。3回戦は2日、前回大会準優勝で、昨年の高校総体で優勝している青森山田と対戦する。

 阪南大高は立ち上がりこそ、奈良育英の運動量と堅い守備に風下から攻めあぐねたが、前半18分にFW石川己純君が相手DFに当たったシュートのこぼれ球を押し込み先制、流れを変えた。

 前線に構える主将のFW鈴木章斗君にボールを預けつつ、周囲の選手がサイドも使ってたたみかける層の厚い攻撃で好機を演出。

 石川君をはじめ、初戦の丸岡(福井)戦で得点した3人が点を積み重ねた。得点王を狙う鈴木君はシュートコースもさえ、5得点。

 浜田豪監督は「しっかり守り切れた。苦しいときに前の選手が点を取ってくれた」と評価した。

 石川君は「青森山田に自分の持ち味がどのくらい通用するか試してみたい」と次戦への抱負を話した。島俊彰

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