「怖い。でも、逃げたくない」 競輪×スキー、二刀流を続ける覚悟

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吉永岳央
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 アスリートがオリンピック(五輪)をめざす理由は、一人ひとり違う。北京五輪の開幕まで、あと100日。だから私は、もう一度あの大舞台へ――。異色の「二刀流」に挑戦する東京・渋谷育ちのスキーヤーの思いとは。

 本業は?と聞くと「競輪です」と即答する。スキーから自転車へ。転向しデビューしてから、もう1年半が経った。

 原大智がモーグルで残した実績は、国内屈指と言っていい。2018年平昌五輪の銅メダルで、日本男子のフリースタイルスキー史を塗り替えてみせた。

 ならばもう、“本業”に専念してもいいように映る。ただ、もう一度五輪をめざす理由は明快だ。

 「僕にしかできないことをやらないなんて、逃げ。人生は一度きり。やらなきゃ後悔する。挑戦することが、僕の生きがいだから」

 振り返れば、困難なほど奮い…

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