前知事×元知事×元知事候補、因縁の対決 新潟5区

2021衆院選

伊丹和弘 白石和之 小川聡仁
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 東京電力柏崎刈羽原発に近い新潟5区は、前知事と元知事の2人の知事経験者に、元知事候補も加わる因縁の対決となっている。

 2016年から18年に知事を務めた無所属新顔の米山隆一氏(54)は今回、野党統一候補として立候補。長岡市内の第一声で、女性スキャンダルで知事を辞職した点を謝罪し「身内を優遇するだけのアベノミクスから生活を豊かにする経済政策へ転換を」と訴えた。

 16年の知事選で敗れた無所属新顔で、全国市長会長も務めた前長岡市長の森民夫氏(72)は、今回は推薦などを受けずに戦う。長岡市内のホテルで「地域に根を張って、皆さんの意見や要望を生きた政策にする。できるのは私しかいない」と決意表明した。

 自民前職の泉田裕彦氏(59)は、3期12年にわたり知事を務めた。17年に旧山古志村長の長島忠美氏が急死したのに伴い新潟5区を受け継いだ。長岡駅前での第一声では「与党に雪国の声を届け、豪雪地帯で親子三代が笑顔ですごせる政策をつくる」と主張した。(伊丹和弘、白石和之、小川聡仁)

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