耐えて逆転 3戦全勝 新潟・アルビBB

伊丹和弘
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 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の新潟アルビレックスBBは20日のB2愛媛オレンジバイキングス戦で逆転勝ちし、プレシーズンマッチを3戦3勝で終えた。開幕戦は10月2、3日にアオーレ長岡で京都ハンナリーズと戦う。

 第3クオーター(Q)終盤に一時10点あった差をじりじりつめて、4Q残り43秒、ロスコ・アレンの3点シュートで1点差に詰め寄る。続く相手の攻撃を無得点でしのぐと、遠藤善がドリブルでゴール下に切り込み、マークを引きつけてから、左コーナーの岡本飛竜へパス。試合終了のブザーとともに岡本の3点シュートが決まり、89―87で劇的な逆転勝ちを収めた。

 平岡富士貴ヘッドコーチは「我慢強く戦えた。泥臭い、ひたむきなプレーで、もっと感動できる試合がしたい。開幕に向け、さらに共通理解を深めていく」。

     ◇

 アルビBBは昨年のアジア杯でフィリピン代表としてプレーしたコービー・パラス(24)と契約。クラブ初のアジア特別枠登録で、外国籍選手3人とともにベンチ入りでき、外国籍選手2人と同時にプレーできる。(伊丹和弘)

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