くじ運悪かった監督 慈しむような電話で優勝引き寄せた

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平井隆介
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 東海大の16年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた今年の全日本大学駅伝。昨年に続き、記者は強豪校の指導者が集う監督車に同乗した。

 午前8時5分、名古屋市熱田神宮前をスタート。昨年の第50回記念大会で8位までに入った強豪8校の監督たちは、大型バスの「監督車1号車」に勢ぞろいした。

 レース中、バスは選手の右側を通過する。近くから自校の選手を見守ったり、車窓越しに声をかけたりするには、左側の席に座るのが良い。席順は昨年の大会からくじ引きになった。ここでまず明暗が分かれた。

 駒大の大八木弘明監督は左側…

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