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スポーツ好奇心

　フィギュアスケート女子の坂本花織（１９＝シスメックス）は、全日本女王として今シーズンを迎えた。トリプルアクセル（３回転半）ジャンプ挑戦を明言し、ショートプログラム（ＳＰ）もフリーもアップテンポな「かっこいい系」の曲を採用。昨季は届かなかった世界選手権の表彰台を目指し、新境地を切り開く。

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　幼い頃から坂本花織（シスメックス）を指導する中野園子コーチは「今季は冒険ができる年」だという。北京五輪までまだ３季あり、「冒険して、何がこの子に一番合っているのか、どういうタイプが点が出るのかというのをつかみたい」と語る。

　最大の挑戦はトリプルアクセルジャンプの習得だ。日本勢では紀平梨花（関大ク）が武器として、昨季はグランプリ（ＧＰ）ファイナルで優勝した。今季はロシア勢で４回転ジャンプを跳ぶことができる選手が複数シニアに上がってくる。坂本もジャンプの難易度を上げていかないと、表彰台争いに加わることが難しいのが現状だ。

■イメージは女スパイ…