茂木敏充氏、入閣へ 河井克行補佐官の起用も検討

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 安倍晋三首相は3日の内閣改造で、茂木(もてぎ)敏充・自民党政調会長を入閣させる意向を固めた。内閣支持率が急落するなか、党内で政策の意見集約を担い閣僚経験もある茂木氏を起用し、政権基盤を安定させたい考えだ。また首相は、河井克行首相補佐官を初入閣させる方向で検討に入った。

 茂木氏は沖縄北方相や金融・行革相などを経て、2012年末からの第2次安倍内閣で経済産業相を務めた。経済政策に明るく、茂木氏の起用で重要政策を着実に進める姿勢を示す。河井氏は昨秋、トランプ米大統領の当選を受け政権移行チームから情報収集を行うなど、外交面で首相を支えた。当選6回の54歳で、首相が掲げる「若手」登用の方針にも合う格好だ。

 首相は麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官岸田文雄外相の留任を固め、政権の「骨格」を維持。公明党石井啓一国土交通相も続投させる。

 一方、首相は1日午前、党本…

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