フォトギャラリー平成編２２（紀宮さまご結婚）

２００５年１月、前年１２月３０日に婚約を発表したばかりの紀宮さまが新年一般参賀で、皇居・長和殿のベランダに立ち、笑顔で雅子さまとともに訪れた人たちに手を振られた

新年の歌会始の儀で、ご自身の歌を聴かれる紀宮さま。手前は天皇、皇后両陛下、右は華子さま、久子さま。長年にわたり日々変わりなく公務を続ける両陛下の姿を詠まれた「新しき一日（ひとひ）をけふも重ねたまふたゆ

２月、動物の自然な生態を見ることができる行動展示で人気を集めている北海道旭川市の旭山動物園を視察に訪れ、雪の上を散歩するキングペンギン（オウサマペンギン）を間近に見学される紀宮さま。左は小菅正夫園長

３月１９日、一般の結納にあたる納采（のうさい）の儀が皇居で行われた。宮殿・桂の間で湯浅利夫宮内庁長官に、納采の品の目録を差し出す黒田家の使者となった慶樹さんのいとこ・黒田直志さん（左）。奥は納采の品（

皇居・宮殿での「納采の儀」が終わり、天皇、皇后両陛下の住まいの御所で開かれる茶会に向かうため、にこやかな表情で車寄せで車を待つ、やや緊張気味の黒田慶樹さんと母親の寿美子さん

３月、栃木県高根沢町にある御料牧場に滞在、竹林沿いの道を散策される天皇、皇后両陛下と紀宮さま

８月、静養のため長野、山梨県境の八ケ岳周辺に滞在中に、旧満州などからの引き揚げ者らが入植した長野県南牧村の旧野辺山開拓農協の開拓地を訪問。畑でレタスの収穫をする人たちの話を聞かれる天皇、皇后両陛下と紀

１０月５日、紀宮さまと黒田慶樹さんの結婚式を１１月１５日に行うことを、黒田家から天皇家へ正式に伝える告期（こっき）の儀が皇居・宮殿で行われた。表御座所・鳳凰の間で使者からの口上を天皇陛下に報告し、陛下

紀宮さまが皇室を離れる際に国から支給する一時金を決める皇室経済会議が宮内庁特別会議室で開かれた。暖炉の前は議長の小泉純一郎首相、左は河野洋平衆院議長、右は扇千景参院議長。右端は羽毛田信吾宮内庁長官。会

黒田慶樹さんとの結婚式を１１月１５日に行うことが決まったことを、昭和天皇へ報告するために武蔵陵野陵に参拝された紀宮さま

１０月２３日、黒田慶樹さんが趣味で収集した珍しいクラシックカメラを興味深げに手に取る紀宮さま。宮内庁が挙式前のお二人の近況を伝えるため皇居・御所で撮影した

１９６６年、自宅の近くで父親の故慶次郎さんとともにカメラにおさまる慶樹さん。黒田さん提供

１９７０年、神田明神へ七五三のお参り。千歳飴の袋を持つ慶樹さん。黒田さん提供

１９７２年、学習院初等科の入学式に向かう慶樹さん。秋篠宮さまとは親友で、幼い頃から東宮御所を訪問し、両陛下や紀宮さまとも当時から面識があった。黒田さん提供

１９８８年、学習院大学で秋篠宮さまが主宰していたサークル「自然文化研究会」の記念写真。長野県の諏訪湖を旅行した際の秋篠宮さまと紀子さま、黒田慶樹さん（紀子さまの左）とお学友たち

２００６年１１月１２日午前、結婚のため皇室を離れることを神前に告げる「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」で、天照大神をまつる皇居・賢所（かしこどころ）の回廊に進み出られた紀宮さま

平安装束、十二単（五衣、唐衣、裳）姿の紀宮さま。天皇陛下の即位の礼でも着た十二単を選ばれたという

１２日午後には、天皇、皇后両陛下に感謝の気持ちを伝える「朝見の儀」が皇居・宮殿、松の間で行われた。皇后さまから「どうか新しい生活においても、家庭を大切にしつつ、社会の良き一員となっていかれますように。

１５日、結婚式が行われる帝国ホテルに向け、皇居を出発する黒田清子さんを乗せた車列。お車は日産プリンスロイヤル

皇居から帝国ホテルに向かう沿道になる、日比谷通りに面した第一生命ビル前に並び、結婚式に向かう清子さんの車列を拍手と歓声で見送る人たち。一斉にカメラや携帯電話で写真を撮る人たちも

結婚式のあとに記者会見が開かれ、これからの抱負について語る黒田慶樹さんの傍らで、静かにうなずく清子さん

帝国ホテル・孔雀東の間で開かれた結婚披露宴で、天皇、皇后両陛下、皇太子さまと雅子さま、秋篠宮さまが拍手で迎えるなか、入場する黒田慶樹さんと清子さん

披露宴で、笑顔で皇后さまと言葉をかわされる天皇陛下

黒田慶樹さんと清子さん夫妻の披露宴に、引き出物として出された磁器製のボンボニエール（お菓子入れ）。清子さんのお印「未草（ひつじぐさ）」と黒田家の家紋「柏」がデザインされている

結婚式から一週間が過ぎ、秋深まる新宿御苑を散策する黒田慶樹さんと清子さん夫妻