物価高、大学の研究力低下に危機感 対応へ国公私またぐ組織を 国大協・永田恭介会長、3期目の課題

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 全国86の国立大学を束ねる国立大学協会の会長に、筑波大の永田恭介学長が三たび選ばれた。電気代や物価高騰で厳しい経済状況が続くなか、国立大や日本の大学の現状をどのように分析し、今後どんなかじ取りをしていくのか。抱負を聞いた。

 ――国大協は6月、文部科学省に異例の緊急要望を出した。

 大学は電気代…

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