前明石市長の泉房穂氏、参院選出馬へ 立憲・国民の県連が支援見通し

杉山あかり
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 前兵庫県明石市長の泉房穂氏(61)が、今夏の参院選兵庫選挙区(改選数3)に立候補する意向を固めた。関係者への取材でわかった。

 泉氏はNHKディレクターや弁護士、旧民主党衆院議員を経て、2011年から明石市長選で計4回当選。高校生までの医療費を無料にするなど、子育て関連の施策で市民から強い支持を受けた。関係者によると、立憲民主党県連、国民民主党県連、連合兵庫が支援する見通し。

 同選挙区には自民現職の加田裕之氏(54)、公明現職の高橋光男氏(48)、参政新顔の藤原誠也氏(36)が党公認候補(内定含む)として発表されている。

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この記事を書いた人
杉山あかり
神戸総局|神戸市政担当
専門・関心分野
国内政治、ジェンダー、福祉
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    米重克洋
    (JX通信社 代表取締役)
    2025年3月21日21時29分 投稿
    【解説】

    兵庫選挙区は近年、自公維の3党の指定席のようになっていた。泉氏が立国の支援を受けて立候補するのであれば、同じように3党指定席で決まる選挙にはならないだろう。相当な激戦となるのは必至だ。 複数人区でありながら立国の"共闘"が成立しそうな点も

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    中北浩爾
    (政治学者・中央大学法学部教授)
    2025年3月21日22時33分 投稿
    【視点】

    泉氏は食料品の消費税ゼロを主張しています。立憲民主党の野田執行部とは明らかに主張が異なります。また、泉氏の言動は非常に乱暴で、明石市長時代には担当職員に対して「火付けて捕まってこいおまえ」などと暴言を吐いたことがあります。私自身、数日前、X

    …続きを読む