知立市長選、元市議の石川智子氏が初当選 現職後継として支援受ける
愛知県知立市長選と市議補選が24日に投開票され、市長選は無所属の新顔で自民、立憲、国民、公明各党の推薦を受けた元市議の石川智子氏(49)が、いずれも無所属の新顔で、元県議の柴田高伸氏(55)、市シルバー人材センターアルバイトの石原悟氏(74)を破り、初当選した。
市議2期目だった石川氏は「子育て、教育、生涯学習を柱に、活気にあふれ、住み続けたいまちをつくる」と訴え、現職の林郁夫市長(64)の後継として全面支援を受けた。また、推薦した政党の所属議員や、連合愛知や全トヨタ労連といった組織の力も得て、幅広い支持を集めた。石川氏の当選により、県内の女性首長は長久手、碧南両市に続き3人となった。
市選出の県議5期目の途中で市長選に挑んだ柴田氏は、林市政の刷新や攻めの市政への変革を訴えたが、及ばなかった。
当日有権者数は5万5768人で、市長選の投票率は48.36%(前回は無投票、前々回は過去最低の38.67%)だった。
被選挙数2の市議補選は6人が立候補し、市長選に続けて開票された…