9月の立憲民主党の代表選に向け、小沢一郎衆院議員のグループ「一清会」が6日、国会内で臨時の会合を開いた。小沢氏は次の衆院選を「政権交代の最大で最後のチャンス」と位置づけ、党内の有力議員と面会を重ねるなど精力的に動く。ただ、支援先を絞りきれておらず、同グループは小沢氏に対応を一任。19日以降に方針を決める。
小沢グループには無所属議員を含め12人が所属。小沢氏はこの日、これまでに枝野幸男前代表や野田佳彦元首相のほか、馬淵澄夫・元国土交通相、小川淳也・前政調会長、江田憲司・元代表代行、重徳和彦衆院議員とも相次いで会談したと記者団に明かした。その上で、この6人から代表選で推す人を決めるとし「政権を取るには野党の協力体制をつくらなくてはならない。(他党と)人間的な信頼関係がないと進まない」と訴えた。
かねて小沢氏は、政権交代には連合を基軸にした国民民主党との連携強化が不可欠だと語り、その上で日本維新の会とも協力できるリーダーが必要だと主張してきた。泉健太代表のもとでは野党共闘が進まなかったとして「泉代表では沈没じゃないか」と指摘。代表の交代を訴えている。
代表選には泉氏と枝野氏の2…
- 【視点】
『小沢氏は次の衆院選を「政権交代の最大で最後のチャンス」と位置づけ』ておられるようですが、小沢氏ともあろう人が、どういう理屈でその認識をもつに至ったのか、私には全く理解できませんでした。 次の衆院選が、政権交代の"最大"のチャンスというのは
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立憲民主党代表選2024
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