ロシア軍、民間人800人以上を拘束 9割以上を拷問虐待、国連調査

有料記事ウクライナ情勢

パリ=宋光祐
[PR]

 ウクライナで活動する国連の人権監視団は27日、昨年2月にウクライナに侵攻を開始して以来、ロシア軍が800人以上の民間人を恣意(しい)的に拘束し、うち77人を処刑したと発表した。国連が詳細に調べることができた事例では、9割以上が拷問や虐待を受けていたという。

 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が発表した報告書をもとに、人権監視団のボグナー団長が27日、ウクライナ西部ウジホロドからのオンライン会見で明らかにした。OHCHRの調査団は70回に及ぶ収容施設への訪問と1千人以上を対象にした聞き取り調査を実施したという。

 報告書によると、ロシアによ…

この記事は有料記事です。残り373文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

ウクライナ情勢 最新ニュース

ウクライナ情勢 最新ニュース

ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]