来春の小学教科書すべてにQRコード ネットいじめ、SNSの記述も
文部科学省は28日、小学生が2024年度から使う教科書の検定結果を公表した。国の「GI(ギ)GA(ガ)スクール構想」のもとで情報端末の配布が進み、ほぼ「1人1台」となったことを背景に、検定に合格した全11教科の全149点で、インターネットサイトに接続して関連教材が閲覧できる2次元コード(QRコード)が掲載される。デジタル社会の進展を背景に、ネットをめぐるいじめやリテラシーに関する記述を盛り込んだ教科書も目立つ。
QRコードは、前回の小学校用教科書の検定(18年度)では、合格した164点のうち道徳と国語の計9点は未掲載だった。その後、情報端末の配布が21年度中におおむね完了。端末と紙の教科書を併用した学習が広がるなか、QRコードが全教科書に載ることになった。QRコードを端末で読み取り閲覧できる関連教材は、道徳では作品の朗読、英語では単語の音声、社会では地図記号当てクイズなどがある。
一方、フェイクニュースやフ…
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- 【視点】
紙の教科書のデジタル対応も、そもそも教科書のデジタル化も、どんどん進むといいと思います。環境負荷や、子どもたちのランドセルがめちゃくちゃ重たいという考えれば、ゆくゆくは基本的にデジタルで、必要に応じてプリントアウトできるかたちになればいいな
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