室戸市長選、現職の植田氏が再選 投票率は過去最低

鈴木芳美
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 高知県室戸市長選は20日投開票され、無所属現職の植田壮一郎氏(66)が、無所属新顔で元東洋町長の沢山保太郎氏(78)を破り、再選を果たした。当日有権者数は1万960人。投票率は45・74%(前回66・27%)で、市長選としては過去最低だった。

 争点の一つは、市庁舎の移転建て替え問題で、植田氏は津波浸水区域外移転を基本とする検討委員会答申を尊重するが、「住民の意思が最も大事。(住民)投票で判断頂くよう取り組む」と主張した。

 市庁舎移転を巡っては、住民からの直接請求を受け、賛否を問う住民投票条例案が市議会に提案されており、29日に採決が予定されている。(鈴木芳美)

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