侵攻前のゼレンスキー氏「聞く耳持たなかった」 バイデン氏が不満?

有料記事ウクライナ情勢

根本晃
[PR]

 ロシア軍が侵攻に至るまでのウクライナ政府の対応をめぐり、米バイデン大統領は10日、ゼレンスキー大統領が米政府の警告を無視していたと、不満を漏らした。これに対し、ウクライナ政府高官が激しく反発。駐ウクライナ米大使が釈明に追われる事態となった。

 事の発端は、バイデン氏が米ロサンゼルスで開かれた政治資金パーティーで記者団に述べた発言だ。AFP通信によると、バイデン氏はロシアによるウクライナの軍事侵攻の可能性を事前に警告していたことに言及。「多くの人に大げさだと思われていたことは知っている」とした上で、「(プーチン氏が)国境を越えようとしていたと確信していた。だが、ゼレンスキー氏は聞く耳を持たなかった」と述べた。

 米政府は2021年末以降…

この記事は有料記事です。残り510文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

ウクライナ情勢 最新ニュース

ウクライナ情勢 最新ニュース

ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]