テレビや自動車部品、楽器など……。ウクライナ侵攻中のロシア軍の兵士が、民家などで略奪したとみられる大量の物資を母国に送ったとベラルーシのメディアが伝えた。ロシア軍は市民への残虐行為を国際社会から批判されているが、軍紀の乱れも深刻になっている可能性がある。
ロシア軍の大型トラックが4月上旬、ウクライナ国境に近いベラルーシ南部モジルにあるロシア系物流会社の近くに現れ、兵士が荷物を下ろし始めたという。
ベラルーシメディア「ベラルーシ・ガユン」はSNSで、オンラインのビデオカメラで録画したという映像を公開しており、兵士が荷物を運び込み、手続きをする様子が映っている。荷物は計2トン以上で、その多くが盗品だとみられる。
同メディアは、50キロ以上…
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