宇野昌磨、コーチや鍵山への思い「急に移籍。だから…」 一問一答

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吉永岳央

 自身6度目の世界選手権だった。ようやくつかんだ頂点。ただ、宇野昌磨は意外なほど淡々としていた。

 「優勝は特別で、なかなかできなかったこともあったのですごくうれしい」としながらも、「感極まって、感情が爆発して涙が出るのかなと考えたけど、全くそうではなかった」。

 世界選手権を含め、主要大会で2位が多かったため「シルバーコレクター」と呼ばれたこともある。だが、「悪い気はしない」と宇野は言う。「順位が2位だから良くない、1位だからうれしいではない」

 背景には、「僕にとって『優勝』はゴールではない」という24歳のスケートに対する姿勢がある。キーワードは「成長」だ。

 「ゴールがどこにあるか、自…

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