米報道が厳しい視線 「安倍政権、感染拡大阻止できず」

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ニューヨーク=藤原学思
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 新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、米メディアが日本に厳しい視線を向けている。船内で集団感染が起きたダイヤモンド・プリンセス号での感染対策の不備を訴えた日本の専門家の発言も注目を集めている。

 米ブルームバーグ通信は19日、「日本が急速にコロナウイルスの温床に」との見出しを掲げた記事を掲載。「最も危険な場所の一つとして浮かび上がり、安倍政権が拡大を阻止できなかったと批判されている」と論じた。

 記事は、日本国内の感染者数が74人(日本時間18日現在。クルーズ船内の感染者を除く)で、1週間で2倍になったことに言及。中国からの訪問者規制は「遅すぎた」、ダイヤモンド・プリンセス号の隔離は「緩すぎた」として、「政府が非難され続けている」とした。

 同号の船内に入り、対策の不備を批判した岩田健太郎・神戸大教授のユーチューブ動画については、主要メディアが19日、日本政府を批判する形で伝えた。

 見出しは「日本はクルーズ船…

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