横浜市庁舎の移転後、関内駅前の現市庁舎街区で進められる再開発で、中核となる超高層ビルの床面積が昨年9月の事業予定者発表時より約1万4千平方メートル増え、高さは約10メートル高い約170メートルになることがわかった。発表後、問い合わせが相次いだことからオフィス需要が見込めると判断し、増床を決めたという。
横浜市は昨年9月、現市庁舎街区(約1万6千平方メートル)を再開発する事業予定者を、三井不動産を代表とする8社の企業グループに決めた。国際的な産学連携の拠点となる超高層ビルを中心とし、大型ビジョンを備えたアリーナや高速バスが発着する交通結節拠点などを設ける計画を選んだ。
建築家の村野藤吾が設計し、近代建築として評価が高い現市庁舎のうち行政棟については、星野リゾートが「横浜探訪の拠点」となるホテルとして、保存活用することも決まった。
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市によると、オフィスや大学…
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