台風19号により、首都圏でも各地で住宅が浸水し、高層マンションではライフラインが途絶えた。河川の増水に伴う住民の避難でも、都市特有の課題が浮かぶ。温暖化により、台風の勢力がより強まるとの専門家の報告もあるなか、備えが一層必要になっている。19日、19号上陸から1週間となった。
川崎市中原区。地下3階の電気系統の設備が浸水した武蔵小杉駅近くのタワーマンション(47階建て、643戸)は中層以下の停電や、全戸断水が続いた。エレベーターは止まったままだという。
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住人の男性は18日、冬物の…