Chage「とても残念な思い」 ASKAの脱退受け

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坂本真子
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 歌手のASKAが人気デュオ「CHAGE and ASKA」から脱退を表明したことを受け、Chageが26日、コメントを発表した。ファンクラブ会員向けに公式サイトで伝えた後、報道各社に公表した。

 Chageは「僕に対して、『脱退します』との書面が彼から届いたのは8月23日でした。皆様を悲しませてしまった事に責任を感じると共に率直にとても残念な思いです」としたうえで、「彼の思いは『彼の考え』である事に間違いありません。そして誰が何を言っても『覆る』事はないのでしょう」「1ケ月ほど前に2回、ASKAに対して二人での面会を申し入れましたが、実現出来ませんでした。また彼に対して、僕の想(おも)いは手書きで彼に手紙を渡しております」と説明。「僕の意思に関わらずこのような状況になったことすらも前向きに捉え、ソロ活動に邁進(まいしん)出来る今の環境を僕自身も真摯(しんし)に受け入れようと思います」などとつづっている。

 CHAGE and ASKAは1979年8月25日に「ひとり咲き」でデビュー。91年「SAY YES」、93年「YAH YAH YAH」などが大ヒットし、アジア各国でも人気を博した。2007年に上海を皮切りに日本各地でライブツアーを行った後、デビュー30周年の09年に無期限の活動停止を発表。13年に活動再開を発表してライブを予定していたが、ASKAに一過性脳虚血症の疑いがあり、静養が必要と診断されたとして中止になった。14年にASKAが覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた後は、活動休止の状態が続いていた。現在はASKAもChageもソロで活動している。

 Chageのコメント全文は…

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