現在の仕事・担当
大阪を拠点に医療、災害を中心に取材しています。
バックグラウンド
1995年東京都生まれ。北海道大学から、フランスのパリ政治学院に留学。大統領選挙の年で、政治的な議論と興奮の高まりを肌で感じました。2019年に入社し、初任地の盛岡総局では、東日本大震災から10年を迎える被災地を取材しました。このときの経験が、記者としての原点です。次の千葉総局では、選挙報道の一環で県内の大学と連携し、若い世代から見た社会課題を一緒に取材し、議論を深めました。くらし報道部では東京で2年間、厚生労働省を担当。連載企画「8がけ社会」では、東京一極集中や長時間労働とジェンダーをテーマに取材し、当事者の声を伝えました。
仕事で大切にしていること
常に念頭にあるのは「この時代、人はどう生きていけばいいのか」という問いです。取材で出会う、暮らしに根ざした言葉にこそ、本質があると感じています。誰もが、自分の生き方を主体的に選び取れる社会にしたい。そのためにも、「記者行動基準」にある「報道を通じて人種、民族、性別、信条、社会的立場による差別や偏見などの人権侵害をなくすために努力する」ことは心に刻んでいます。
著作
- 『居場所がない 高齢者・万引き・再犯 大学生が見た日本の刑務所第2弾』(人間と歴史社、2020年)=共著
- 『刑務所には時計がない 大学生が見た日本の刑務所』(人間と歴史社、2018年)=共著
論文・論考
- 『深刻化するジェネリック医薬品不足ー相次ぐ不祥事と薬価制度の課題』(自治労サービス「月刊自治研」2024年8月号)