筒井次郎
文化部 | 大阪駐在・歴史担当
専門・関心分野世界遺産、京都・奈良、寺社・遺跡などの文化財
現在の仕事・担当
京都を拠点に、文化庁や寺社、文化財、歴史分野を担当しています。
文化財にまつわる様々なニュースのほか、紫式部や織田信長など歴史上の人物やその舞台の知られざる物語、京都の寺社などを取材しています。
そして、めざすのは、ライフワークでもある世界遺産を深掘りする「世界遺産記者」。資産だけでなく、守り、伝える人々に注目しています。
文化財修理の取り組みにも興味があります。今ある世界遺産や文化財は、長年の人々の努力によって伝えられてきたからです。
バックグラウンド
1993年の入社以来、13回引っ越しました。赴任した総支局と本社は順に、松山・高崎・千葉・柏・東京・奈良・橿原・姫路・西脇・京都・生駒・大津・彦根・大阪。世界遺産のある街が多いのが特徴です。
プライベートでの世界遺産の旅は、20年間で53カ国413カ所を訪問しました(世界中の遺産の3分の1)。お気に入りは、長崎・五島列島の教会群やアンコールやペトラなどの遺跡です。
コロナ禍でクロスバイク(自転車)に目覚めました。1周200kmのビワイチ(びわ湖1周)を達成し、現在は仕事の合間を縫って、お遍路を兼ねた四国1周に挑戦中です。
仕事で大切にしていること
世界遺産を登録するユネスコの憲章には次のような一文があります。「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」。世界遺産は国境を越えて互いの文化や自然を理解し合うもの。平和を希求する姿勢は、私のめざす記事にも通じます。
記者になった動機は、学生時代のアルバイトでの経験でした。バブル経済の下、高層ビルの狭間で質素な生活を送る人々に出会い、社会のありように疑問を感じたからです。
同じ時代を生きる様々な人々への取材を通し、多くの読者の皆さんに、生きる喜びや文化の大切さなどをお届けしたいと思います。
タイムライン
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