現在の仕事・担当
2022年秋から奈良総局で歴史・文化財の記事を担当しています。
奈良はまさにヤマト王権が誕生し、中央集権の国へと変容していった地。現場から最新の話題をお届けしていきます。
バックグラウンド
大学では考古学を専攻しましたが、一つのテーマを突き詰めるより、様々な話題に首を突っ込んで、その面白さを広く知らせる仕事をしたいと思い、新聞記者を志望しました。
1991年に入社。千葉支局、松江支局、大阪本社の科学部、社会部を経験し、やはり文化財のニュースを担当したいと、奈良支局へ。その後は大阪本社の生活文化部(現・文化部)や西部本社の報道センターなどで通算20年以上、歴史・考古学など文化ニュースを担当してきました。
その間、宮内庁が歴代の天皇や皇族の墓として管理している「天皇陵古墳」の調査研究や情報公開に関心を持ち、継続的に取材しています。
仕事で大切にしていること
歴史の話題をはじめ、文化関係のニュースは新聞でもネットでも強い関心を持って読まれていることを日々実感しています。文化が日々の暮らしにとって、決して「不要不急」ではない、不可欠なものであることを、紙面だけでなくネットニュース、SNSも活用して訴えていきたいと思います。
論文・論考
- 『考古学とマスメディア』(『考古学の輪郭』考古学研究会、2024年)
- 『新聞と考古学』(広瀬和夫編『日本考古学の論点』雄山閣、2024年)
- 『難波宮跡と新聞』(中尾芳治編『難波宮と古代都城』同成社、2020年)
- 『世界遺産は陵墓を「開かせる」か』(『世界遺産と天皇陵古墳を問う』思文閣出版、2017年)
タイムライン
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