北川慧一

経済部 | 労働キャップ
専門・関心分野労働政策、労働組合、マクロ経済

現在の仕事・担当

労働問題を取材するグループのキャップを務めています。物価高や賃上げのほか、労働政策や労働裁判などを取材しています。近年増加する「フリーランス」など多様な働き方に関心を持っています。

バックグラウンド

1981年生まれ。番組制作会社に入り、報道番組のアシスタントディレクターを経て、2006年朝日新聞社に入社。福島、和歌山総局を経て、経済部で内閣府や財務省、厚生労働省、電機業界や流通業界などの取材を担当しました。租税回避に関する一連の秘密文書を報じた「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)取材班に加わったこともあります。

仕事で大切にしていること

初任地の福島で勤務していた2008年、世界的な金融危機「リーマンショック」が発生し、派遣切りにあった多くの働き手を取材したことが、労働問題に関心を持つきっかけとなりました。正社員とは処遇や仕事の安定が大きく異なる非正規やフリーランスの取材に取り組みたいと考えています。

著作

  • 『かんぽ崩壊』(朝日新書、2020年)=共著
  • 『負動産時代―マイナス価格となる家と土地』(朝日新書、2019年)=共著
  • 『「小さないのち」を守る』(朝日新聞出版、2018年)=共著
  • 『ルポ タックスヘイブン―秘密文書が暴く、税逃れのリアル』(朝日新書、2018年)=共著
  • 『非正規クライシス』(朝日新聞出版、2017年)=共著
  • 『ルポ 老人地獄』 (文春新書、2015年)=共著

論文・論考

  • 『パラダイス文書』(朝日新聞出版『Journalism』2018年3月号)
  • 『社会福祉法人をめぐる“福祉利権”の実態』(後藤・安田記念東京都市研究所「都市問題」2015年1月号)
  • 『社会保障115兆円が消えてゆく』(「文藝春秋」2014年12月号)
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