畑宗太郎

中国総局
専門・関心分野中国の外交、安全保障、社会、東南アジア情勢

現在の仕事・担当

北京にある中国総局で、中国の政治や外交、安全保障、社会に関わるニュースを追いかけています。

バックグラウンド

1988年生まれ、高校卒業まで福島県いわき市で過ごしました。子どもの頃から外国に興味があり、進学した慶応大学では多文化共生やミャンマーからの移民・難民についてフィールドワークをしました。タイ語を学ぶためにタイ料理店でアルバイトをしたこともあります。2011年に入社してからは名古屋本社報道センター、津総局、大阪・東京各本社の社会部で勤務してきました。日本に暮らす外国人について追いかけつつ、事件、司法、福祉などを切り口に、社会で子どもを守る仕組みや家族のあり方について関心をもって取材をしてきました。
調査報道にも関わり、2022年にはICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)のプロジェクトに参加しました。
2019~20年に留学して中国語を学び、22年の北京冬季五輪を現場で取材。23年春から北京に駐在し、毎日のニュースを追いかけるとともに、中国の特殊な取材環境のもとで中国の人々の生活や考えを知ろうと日々奮闘しています。

仕事で大切にしていること

「相手の立場に立って考える」という視点を大事にしています。
例えば大きな社会問題や事件の当事者、もしくは外国の政府やリーダーが、どうしてそういった行動や考えをするのか。背景には何があるのか。実は、他の人や国、自分たちにも関係する問題があるのではないかーー。そういった視点をいつも意識し、一見理解が難しいことがらについても相手の目線で見つめ直してみることで、その問題についてより深く多様な視座が提示できると信じ、取材に取り組んでいます。

著作

  • 『米中争覇 「新冷戦」は始まったのか』(朝日新聞出版、2020年)=共著
  • 『権力の「背信」 「森友・加計学園問題」スクープの現場』(朝日新聞出版、2018年)=共著
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