現在の仕事・担当
長崎総局で「デスク」と呼ばれる、取材のまとめ役をしています。被爆地である長崎で、戦後・被爆80年に向けて報道の準備をしています。
バックグラウンド
もうひとつの被爆地、広島市の出身です。記者生活の振り出しも、広島から始めました。その後、名古屋社会部、東京社会部、台北支局などで勤務。社会部では、戦後60年、戦後70年、靖国問題、東日本大震災などの取材を担当しました。台北支局(2017~21年)では、中台関係の緊張の高まり、蔡英文氏が再選した台湾総統選、台湾の新型コロナ対策、抑え込まれた香港の民主化要求デモなどを現地で取材しています。
仕事で大切にしていること
「朝日新聞綱領」には、「真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す」とあります。あるニュースを報じるとき、まずは出来事に向き合い、事実を伝える。次に、その意味を読み解くとき、私は、自分の心の中の「はて?」という疑問や、速報では言葉にできなかった背景、一つのニュースが映す社会の変化などを、なんとか伝えることができないか、考えるようにしています。
著作
- 『米中争覇 「新冷戦」は始まったのか』(朝日新聞出版、2020年)=共著
- 『民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた』](東洋経済新報社、2014年)=共著
- 『孤族の国 ひとりがつながる時代へ』(朝日新聞出版、2012年)=共著
- 『「過去の克服」と愛国心 歴史と向き合う2』(朝日新聞出版、2007年)=共著
- 『戦争責任と追悼 歴史と向き合う1』(朝日新聞出版、2006年)=共著
タイムライン
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