大久保直樹
神戸総局 | 東播地区担当
専門・関心分野地方自治・過疎問題・原発・史跡などの文化財
現在の仕事・担当
兵庫県の東播磨・北播磨地域の7市3町を担当しています。各市町の歴史や文化は多彩で、ひとくくりにはできないそれぞれの個性や魅力を感じながら、地域に伴走する思いでニュースを発信したいと考えています。
バックグラウンド
約30年間の記者生活のうち、半分を日本海側で勤務しました。古代には大陸との玄関口として、近代には北前船による人やモノ、文化が往来する拠点として栄えた歴史にひかれました。さらに陰影が濃く感じられる四季の変化、ご縁を頂いてきた方々の人情味、農産物や海産物、日本酒など豊かな食に魅了され続けています。
国内の人口減少に歯止めがかからない中、地方を巡っては「消滅可能性」の議論が目立ちます。でも「限界集落のどこが『限界』なのか」と奮闘する過疎地域の住民たち、「地域に何もないのが地域の強みだ」とアイデア勝負で地域振興に奔走する人たちの姿に、都市部も含めた日本の明日を切り開くヒントがあると考えています。
仕事で大切にしていること
デジタル技術の進歩が急加速し、膨大な情報がデジタル空間を飛び交います。誰でも気軽に情報を発信したり、得たりできるようにもなりました。一方、フェイクニュースを含めた情報の信頼性についても懸念が高まっています。デジタル技術の恩恵はしっかり受けながら、現場やフットワークを大切にさまざまな立場、多様な考えの人たちとリアルに顔を合わせ、愚直な取材を重ね、AIには決してまねのできない情報発信をめざしています。