軽部理人

国際報道部記者 | 内勤・業務担当
専門・関心分野中南米の全分野、米国政治や外交、社会

現在の仕事・担当

東京を拠点に国際報道を担当。世界の首脳や閣僚、政府高官が来日した際の取材などをします。また、海外特派員の会計や事務なども東京からサポートしています。

バックグラウンド

1987年生まれ。5~10歳はアメリカ・バージニア州で過ごし、その後は東京です。早大国際教養学部を卒業し、2009年に入社。大分、長野、編集センター、国際報道部、東京社会部(都庁担当)で働いてきました。
2022年4月~25年3月はサンパウロ支局長。中南米33カ国の政治や経済、社会などをカバーし、大統領選のようなイベントがあれば現地へ行きました。22年末のサッカーW杯決勝戦で、メッシ選手の生まれ故郷でアルゼンチン優勝を住民と祝ったことが忘れられません。
趣味は5歳から続けているサッカーや麻雀、食べ歩き。ラーメン二郎は2009年に全店制覇しました。
共働きの妻と男児2人の育児に奮闘中。最近の悩みは、子どもの就寝時に絵本を読みながら一緒に寝落ちしてしまうことです。

仕事で大切にしていること

入社動機は、アメリカ在住時に感じた「社会の闇」です。アメリカは多様性にあふれて過ごしやすい一方で、根強い少数派差別や銃社会の現実も垣間見ました。世界の隅々に潜む「闇」を少しでも晴らす一助になりたいと思い志したのが新聞記者でした。
以前担当した中南米にも社会的弱者は各地に存在し、多くの住民が母国を捨てています。コロンビアとパナマの間に広がる「ダリエン地峡」で、苦しさのあまり涙を流す移民の姿には胸を痛めました。困難を抱えた人々が、少しでも救われるような記事を書くことを目指しています。

論文・論考

  • 『ブラジル三権中枢襲撃事件──ボルソナリスタはどこへ向かうか?』(岩波書店「世界」2023年3月号)
  • 『貧困層は540万人増、アルゼンチン緊縮財政「ショック療法」に迫る「我慢の限界」』(新潮社「Foresight」2024年10月30日)
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