森下香枝

編集委員 | ここからTIMES編集長
専門・関心分野終活、中高年のセカンドライフ、事件など

現在の仕事・担当

50代はライフステージで最大の転機を迎えるといわれます。会社や家庭での自分の立ち位置の変化、セカンドキャリア、定年後のお金の問題、終活など。私も50代、自分事として取材しています。

バックグラウンド

「日刊現代」記者を経て「週刊文春」記者となり、1997年に起こった神戸連続児童殺傷事件の取材をし、元少年Aの両親の手記を書籍化しました。2004年に朝日新聞に入社、東京社会部で政治資金問題などを担当。06年から朝日新聞出版に出向し、「週刊朝日」で事件、政治などを担当。ひょんな取材で稲盛和夫・京セラ名誉会長と出会い、連載を依頼。それまで一匹オオカミの記者(今も?)だったのですが、仕事のフィロソフィーをいろいろと教えていただき、目からウロコとなりました。その後、稲盛さんと京都大学iPS細胞研究所名誉教授の山中伸弥さんとの対談本「賢く生きるより、辛抱強いバカになれ」(朝日文庫)の編集を担当しました。17年にはニュースサイト「AERAdot.」をリニューアル創刊。19年からは週刊朝日編集長を務めました。22年には朝日新聞に戻り、ネットワーク報道本部で「無縁遺骨」「大名家の墓じまい」「自然に還る」などの連載ルポを担当。24年3月から夕刊「現場へ」で連合赤軍「指輪物語」を担当しました。

仕事で大切にしていること

アドレナリンが出る仕事をすること。稲盛さんにかつて教わった「6つの精進」、1.誰にも負けない努力をする、2.謙虚にして驕らず、3.毎日、反省する、4.生きていることに感謝する、5.利他を積む、6.くよくよしない、を常に意識すること。

著作

論文・論考

  • 『「週刊朝日」休刊に寄せて』(「月刊文芸春秋」2023年3月号)
  • 『 世田谷一家惨殺 家族に新たな悲劇が』(「月刊文芸春秋」2010年10月号)
  • 『父性の不在 凶悪犯4人の深層ルポ』(「月刊文芸春秋」2000年7月号)
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