野田佑介
青森総局 | 県政担当
専門・関心分野災害復興、防災、人口減少、命
現在の仕事・担当
青森県政担当として、エネルギーや農林水産業、人口減少などの問題を取材しています。「読んでほっこりする記事」を書くのが好きで、話題を探して全国を走り回っています。
バックグラウンド
富山や島根など地方での勤務が長く、過疎や高齢化、人口減少といった共通の課題がある現場を見てきました。福島にも駐在し、東日本大震災と原発事故からの復興に向かう人たちと数多く出会いました。そこに暮らす人たちは、人が減ってもおもしろい地域をつくっていこうという強い思いにあふれていました。大変なこともあるけれど、常識にとらわれず新しいアイデアで難局を打開しようとしています。地方は可能性の塊だと思っています。これからも、そんな人たちの取り組みを追い続け、たくさん紹介していきます。自死の問題にも関心があります。過労自死の問題を取材したことがきっかけで、命や生きることについてあらためて考えるようになりました。家族を守るために、思い描いた自身の未来のために、生きようとしていた人たちがいました。そうした人たちの思いを少しでもすくい取ることで、尊い命が失われることのない世の中になってほしいと願って記事を書いています。多くの人が犠牲になった災害現場の取材でも、命を守ることの大切さを痛感しました。いつ、どこで起きるかもしれない災害にどう備えるか。過去の教訓に学び、人ごとではなく自分事として考えてもらうにはどうすればいいのか。日々悩みながら取材を続けています。
仕事で大切にしていること
現場に足を運び、たくさんの人と会って話を聞くこと。情報が瞬時に飛び交うデジタル全盛の時代だからこそ、あえて「足で稼ぐ」を大切にしています。