佐藤圭司
文化部 | 将棋担当・大阪駐在
専門・関心分野将棋・ポップ音楽
現在の仕事・担当
日本将棋連盟関西本部に所属する谷川浩司さん、井上慶太さん、杉本昌隆さん、豊島将之さん、菅井竜也さん、稲葉陽さん、藤井聡太さんら棋士や、女流棋士の福間(旧姓は里見)香奈さんらの魅力をお届けしたい、と思っています。
バックグラウンド
中学生のころ、岡山市の書店で父親に買ってもらった「血涙十番勝負」(山口瞳さん著)と月刊誌「将棋世界」をきっかけに、将棋の棋士の魅力に惹かれました。 大学卒業後、銀行勤務を経験しましたが、「文章を書きたい」と転職し、朝日新聞社へ。奈良、福井、高知、大阪で勤務しましたが、行く先々でたくさんの素晴らしい出会いに恵まれてきました。「自在流」内藤國雄九段にエッセーを連載していただいたのをきっかけに、「さわやか流」米長邦雄永世棋聖との対談本「勝負師」(朝日新聞出版、2004年)に実ったのは、大きな幸せでした。
仕事で大切にしていること
入社直後の一時期は原稿用紙に鉛筆で書くよう指示されましたが、すぐにワープロになり、やがてパソコンになり、今やスマホでも原稿を書けるような時代に。いろいろなことが変わっていったなあ、と感じています。ただ、個人的には「人生は、寄せては返す波のようなもの」と思っていて、あまりにも極端な意見や流行は、必ず揺り戻しが来るはず、と考えるタイプです。「(ある事が)世間では、すごく正しいように言われているけれど、それは本当なのだろうか」と考えることが、しばしば、あります。
著作
- 『藤井聡太のいる時代 最年少名人への道』(朝日新聞出版、2023年)=共著
- 『藤井聡太のいる時代』(朝日新聞出版、2020年)=共著
- 『第73期将棋名人戦七番勝負全記録』(朝日新聞出版、2015年)
- 『いいひと賞』(講談社、2010年)=共著