渋谷正章
ネットワーク報道本部 | 大阪駐在・関西担当
専門・関心分野スポーツ
現在の仕事・担当
夏の高校野球大阪大会の運営に携わっているほか、地域スポーツなどの取材をしています。
バックグラウンド
新聞を読み始めたのは小学校高学年でした。4コマ漫画とスポーツ面ばかりでしたが、目を通すことが楽しみになりました。当時の自分のように、記事を通じ、特に子どもたちに喜怒哀楽を感じてもらいたいと思い、スポーツ記者を志しました。
これまで感動を伝えられたかどうか、自信はありません。ただ、心動かされる場面に何度も立ち会えたことは事実です。2003年、オーストラリアで行われたラグビーW杯で、不振を極めていた日本代表がスコットランド代表との初戦で見せた闘志は忘れられません。最終的に11-32で敗れましたが、現地紙が「ブレイブ・ブロッサムズ」と報じ、以降、日本代表の愛称となりました。新潟総局にいた2009年、新潟代表の日本文理が夏の甲子園の決勝に進み、6点を追う九回2死走者なしから見せた猛追は、あと1点及ばなかったものの、大会史に輝くドラマでした。
仕事で大切にしていること
年のせいか、ゴールとは何だろうと考えます。スポーツに例えれば試合に勝つことが目的で、尊いと思います。ただ、点数を競うのでなく、暮らしの一部として楽しむことも勝利と思うようになりました。どちらか一方に収まりきれないのが人間の難しさであり、面白さだと思います。二つの世界を行ったり来たりしながら、記事を書きたいと思います。