西崎啓太朗
ネットワーク報道本部 | 大阪駐在
専門・関心分野移民、難民、宗教、災害、中東地域
現在の仕事・担当
枚方市、高槻市、寝屋川市、守口市など京阪間の自治体を主に取材しています。戦争や災害、犯罪などで大切な人や日常を奪われたり、故郷に帰れなくなったりした人の思いを伝えることも大事にしています。
バックグラウンド
1998年に東京で生まれ、小学生の時に長野に移住。大学は大阪へ。都会、田舎、郊外。いろいろな土地での生活を楽しみました。一方で、縁もゆかりもない土地に溶け込む難しさを常に感じていました。自分にとって故郷はどこなのかと今も考えてしまいます。
こんな背景も一因で、移民や難民、故郷への思いが強い人に特に関心があります。大学ではアラビア語を学び、2018年からの約1年間をヨルダンの首都・アンマンで暮らしました。アンマンでは、パレスチナ難民やシリア難民など多様なルーツの人々と故郷や戦争、文化について語り合いました。
21年に朝日新聞に入社。水戸総局と京都総局で計4年間、取材しました。これまでに東日本入国管理センターでのカメルーン人男性死亡をめぐる国賠訴訟(水戸地裁)や京都アニメーション放火殺人事件公判(京都地裁)、能登半島地震の被災地、北陸新幹線の敦賀―新大阪間の延伸計画などを取材しました。
仕事で大切にしていること
現場に行き、当事者から直接話を聞くことを何よりも心掛けています。そして常に批判精神を忘れず、取材先と一体化しないことを大切にしています。