現在の仕事・担当
盛岡総局に勤務し、岩手の伝統文化や暮らし、東日本大震災の被災地などの取材を続けています。毎週木曜日にwithnewsで、イーハトーブの空を見上げてを配信中です。
バックグラウンド
人々の暮らしに深く入り込み、現実を描きだすルポルタージュを得意としています。いずれも書籍で、2015年に『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』で第13回開高健ノンフィクション賞、2019年に『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(布施祐仁氏との共著)で第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』で第25回小学館ノンフィクション大賞、『南三陸日記』で第25回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、2021年に『帰れない村 福島県浪江町「DASH村」の10年』で2021LINEジャーナリズム賞、2022年に『太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密』で第22回新潮ドキュメント賞と第10回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞しています。
仕事で大切にしていること
「朝露の一滴にも天と地が映っている」(開高健)。市井の人々のささやかな生活を見つめることで、いま私たちが暮らす大きな時代を描きたいと思っています。
著作
- 『沸騰大陸』(集英社、2024年)
- 『涙にも国籍はあるのでしょうか 津波で亡くなった外国人をたどって』(新潮社、2024年)
- 『太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密』(集英社、2022年)
- 『帰れない村 福島県浪江町「DASH村」の10年』(集英社文庫、2021年)
- 『フェンスとバリケード』](朝日新聞出版、2021年)=共著
- 『災害特派員』(朝日新聞出版、2021年、集英社文庫、2024年)
- 『白い土地 ルポ 福島「帰還困難区域」とその周辺』(集英社、2020年、集英社文庫、2023年)
- 『牙 アフリカゾウの密猟組織を追って』(小学館、2019年、小学館文庫、2021年)
- 『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』=共著(集英社、2018年、集英社文庫、2020年)
- 『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』(集英社、2015年、集英社文庫、2017年)
- 『南三陸日記』(朝日新聞出版、2012年、集英社文庫、2019年)
- 『水が消えた大河で ルポJR東日本・信濃川不正取水事件』(現代書館、2010年、集英社文庫、2019年)